享年90歳。掲出歌が収録されている第二歌集「パン屋のパンセ」の発行を待たずして亡くなられています。 卵立てと卵の息が合っているしあわせってそんなものかも知れない 杉崎恒夫 熱つ熱 […]
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【今日の短歌】くれなゐの二尺伸びたる薔薇の芽の針やはらかに春雨の降る (正岡子規)
春の長雨という言葉がありますが、ここ最近はずっと晴天が続いていました。久しぶりの雨が降っています。薔薇の季節にはまだ少し早いこの時期。やわらかな春雨。そんな日は掲出歌を思い浮かべます。 よく「 […]
健忘禄
油断すると喪失感にのまれそうになる。だからこそ言葉の温かみを知ることもある。言葉は人を傷つけるけど救うことだってできる。私もそんな言葉を届けたい。 — 朝倉冴希@短歌 (@dassan34) March 30, 2020 […]
【今日の短歌】セーターを洗って干せば風が来てほそくかがやくかひなを通す (永井陽子)
本日は洗濯日和ということで、ダウンジャケットや冬物セーターを洗ったりしてました。ニット類はお部屋で平干し。なので「風が来てほそくかがやくかひなを通す」という感じではなかったけど。(^^;) それでも乾いて […]
【今日の短歌】男前ばっか集めてうふふふふうふふふふうふふふふうふふふふ (谷じゃこ)
週末はひたすらメンタルをあげることだけに専念していました。洋服の整理をしながら一人ファッションショーしてみたり、あとは好きな音楽を聴いたりバラエティーを観たり・・・。 このblogを書くときは […]
【今日の短歌】「はなびら」と点字をなぞる ああ、これは桜の可能性が大きい (笹井宏之)
あまりにも記憶が曖昧なのですが、確かに点字を打ったことがありました。何かのイベントの体験コーナー的なところだったと思います。文化祭か学園祭みたいなとこに遊びに行ったときだったかも。 点字器に紙 […]
【今日の短歌】巨大なる会いたさのことを東京と思うあたしはわたしと暮らす (北山あさひ)
ロックダウン・・・東京オリンピックの延期が決定・・・。東京という大都市を霧が包んでいくようで、巨大なる会いたさというワードが妙にしっくりときています。 今年の夏に照準を合わせて膨大な労力と資金 […]