といっても、行ったのはだいぶ前のことになりますが・・・。
井伊谷三人衆(近藤康用、菅沼忠久、鈴木重時)のひとり鈴木重時の父、鈴木重勝が築城したとされている柿本城の城址です。
井伊谷三人衆は、26日の放送の大河で少し登場しました。高橋一生さん演じる小野政次が、井伊に戻ったときに新たな目付け役として引き連れてきたあの3人です。
今まで大河は観ていなかったけど、今年は直虎ブームにちゃっかり乗っかってゆかりの地をめぐっています。“三河”出身なのでね、ゆかりの地には割とすぐ行けるのです。
あっ、もちろんイッテQも観てますよ~。大河との同時録画です♪
さて、その柿本城ですが、頂上の城址までは結構急な山道が続きます。運動がてらに登ってみたけど、思ったよりもなかなかキツかったです。でも、こういう史跡をめぐると、歴史ロマンを感じますね。
家康ゆかりの満光寺。
満光寺は、柿本城の城址へ向かう山道の入口近くにあります。
山の吉田の 満光寺様の とりになりたや にわとりに
三方ヶ原の戦いで、武田軍に追い詰められた家康勢が命からがら逃れた山吉田、そこにたまたま建っていたのがこの満光寺です。
家康は一晩泊めてもらうことにし、さらに一番鶏が鳴いたら起こしてくれるよう住職に頼みます。鶏が鳴いたのは真夜中でしたが、住職は言われた通りに起こし家康たちはすぐに旅立ちます。武田勢が包囲したのはその後すぐのことでした。
僅差で何を逃れ、のちに天下人となった家康は、ニワトリに三石扶持を与えて恩に報いたとされます。そしてその後、1694年(慶応二年)には家康から寺領二十石が与えられました。
↑このときではなく、何年か前に撮ったものですが建物内の写真です。
もしも鶏が鳴いていなかったら・・・。いろんな偶然が重なって、私たちは存在しているんですね。
【直虎ゆかりの地めぐり】井伊直政の長男、井伊直勝の菩提寺にて32段1200体のおひな様!!