【今日の短歌】冬ごもる蜂のごとくにある時は一塊の糖にすがらんとする　(佐藤佐太郎)

ただの趣味としてやっていただけですけど、ウチはかつて養蜂をしていたことがあります。
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なのでわかるのですが、花の少ない冬期は、給餌として砂糖水を与えたりするんです。じゃないと栄養不足で産卵の数が減ってしまうから。

蜜に飢えた蜂が砂糖水にすがるように、甘い物を欲していたんでしょうね。もし砂糖水の給餌のことを知らなかったら、なんで最も活動的ではない「冬ごもる蜂のごとく」なのだろうと不思議に感じていたと思います。

甘い物が無性に欲しいときってありますよね。一塊の糖にすがる蜂のごとく「甘いものが食べたい～!!」って時は、たんぱく質が足りないんだって。それを知って、そういう時はひたすら甘い物を求めていた私は、たんぱく質を意識して食べるようになりました。

それでもたまにはね、お洒落なカフェに行って、美味しいスイーツとか食べたくなります。「今度行こうね～♪」なんて約束したりするんですけど、「やっぱり今はやめとく？」となって、ことごとく潰れております。

残念ですが、できるだけ蜜･･･じゃなく“密”を避けながら、「冬ごもる蜂のごとく」なるべく大人しくしていようと思います。