暮れが近づくにつれて今年最後の〇〇が増えてきますが、今日は今年最後の満月・・・ではなく十六夜。昨日のコールドムーンは雲に邪魔されていたけど、今日の空には遮る雲もなく煌々とした月が浮かんでいます。一葉が見た月もまさにこんな感じだったのかもしれませんね。

 

「くれてゆく年の道さへみゆるかと」

何かと忙しない師走。大晦日ともなれば毎年ヘロヘロになっているのが恒例なのですが、よき年を迎えられるよう照らしてくれているのかなってなんだか励まされます。地球から最も遠く、今年最小のコールドムーンだった翌日の月。それでも一葉に思いを馳せながら見つめる私の目には、今宵の月がいつになく頼もしく映っています。