ほんわかした湯気に包まれた湯豆腐が思い浮かぶんだけど、それはただの勝手なイメージ。湯豆腐じゃなくても豆腐の入った鍋料理はいくらでもなるし、別に鍋料理じゃなくても例えば味噌汁にある豆腐を掬っているかもしれない・・・。そんなことにハタと気づいて、湯豆腐だけではなく味噌汁の豆腐を見ても「ふふとわらへり」を連想してしまう私です。
ほわほわとした湯気の立った豆腐と「ふふとわらへり」の雰囲気がピッタリすぎて、ふふと笑みを浮かべてしまうほど大好きな一首。
これさ、豆腐も湯気もじゃないんですよね。豆腐か湯気か。なぜどちらかなんでしょうね。考えてみたんですけど、自分の中で明確な答えは出ませんでした。ただ、豆腐も湯気もふふと笑っている気がするんですよね。何の根拠もないんですけど、なんとなくそんな気がするんです。
そういえば私、冷奴も好きだけど、温奴のほうが好きなんですよね。気分によっては夏でもレンチンしたりします。だから「ふふとわらへり」により共感するのかもしれません。