なんとなくでも体力をつけようと、市営のプールへ行くことにしました。運動が苦手で、あれこれ模索するものの自分を甘やかしてしまってどうにも長続きしない私。久々にプールにでも行ってみるかと思い立って行ってみたのです。脱衣所のカルキの匂いとか独特の雰囲気とか、ここしばらくプールだとか大浴場には行ってなかったけど、あぁそういえばこんな感じだったよねと記憶が蘇ってきました。

 

子供の頃はスイミングを習っていたけど、泳ぐのはあんまり好きじゃなくて、スイミングのある毎週木曜が憂鬱だったのを覚えています。そんな私ですが、遊園地のプールなどで遊ぶのは大好きだったし、ウォーキングも泳ぎも自分のペースでできるのが性に合っているのかもしれません。久しぶり過ぎてシステムも忘れていたぐらいだったけど、思いのほか楽しめて、それから週一ぐらいで行くようになりました。

 

脱衣所というのは不思議で、公衆の面前であっても気恥ずかしさを感じるのは最初だけ。表立っては絶対にできないようなあられのない恰好を晒すことになんの躊躇もしなくなって、あの空間にいるときだけなんだか魔法に掛けられているような気もします。