趣味の一環として、父がほんの少しの間だけ養蜂をやっていた時期がありました。採取していたのは、「百花蜜」と呼ばれる日本蜜蜂の蜜。とても希少なのですが、そのころは、その希少な蜂蜜をとろ~りたっぷりパンにつけるの […]
「今日の短歌」の記事一覧(42 / 47ページ目)
【今日の短歌】手羽先にやはり両手があることを骨にしながら濡れていく指 (山階基)
掲出歌を知ったのは、手羽先を食べた数日後でした。そこまで意識して食べていなかったなぁと思って印象に残った一首。 人間に両手があるのと同じように、鳥にも翼が左右にある・・・。当たり前といえば当た […]
【今日の短歌】問十二 夜空の青を微分せよ 街の明りは無視してもよい(川北天華)
数学が苦手な私は、微分積分などというものさっぱり理解できずにちんぷんかんぷん。概念として、必ずしも一定ではない数値の変化を極限まで正確に割り出そうとする数式だということをなんとなく把握している程度。 &nb […]
【今日の短歌】寝た者から順に明日を配るから各自わくわくしておくように (佐伯紺)
この短歌に一目ぼれしてから、寝る前は「わくわくしておくように」を頭の片隅に置くようになりました。明日の自分のために・・・。「各自わくわくしておくように」って、なんて素敵なフレーズなんだろう。嫌なことがあった […]
【今日の短歌】地下鉄の前方後方指す指に白き流星をともす駅員 (梅内未華子)
完全防寒でバルコニーに出て粘った結果、なんとか見ることができたふたご座流星群。 絵に描いたように綺麗に流れていく映像は何度も見たことあるけど、実際に目にしたことがある流星は「流れる」というより […]
【今日の短歌】おんがくの波の中からあらわれた私をひとり抱きしめてやる (笹井宏之)
笹井宏之さんの歌の中ではメジャーではないのかもしれないけど、私にとっては大好きで大切な一首。 楽しい気分になりたかったり思い切り感傷に浸りたかったり・・・こちらの感情に合わせて寄り添ってくれる […]
【今日の短歌】なくなれば美しくなる でもぼくは電線越しの空が好きです (寺井奈緒美)
出勤時間が早く、今の季節はちょうど駐車場から職場へ向かって歩いているとき、朝焼けの空がグラデーションがかってとても綺麗です。時にはさっと写メでも撮りたいなとも思うのですが、屋根と電線をなるべく避けて・・・なんてやっている […]
【今日の短歌】アラビアに雪降らぬゆえただ一語 ثلج と呼ばれる雪も氷も (千種創一)
ひらがなや漢字とは全く形状の異なるアラビア文字の「ثلج」にまず目がいきます。「サンジュ」と読むそうです。なんて神秘的で美しいのだろうと一目惚れしたのは、どことなく雪の結晶を思わせる形状の「ثلج」だからで […]
【今日の短歌】焦点の合わぬレンズの輝きのようなあなたに会いにゆきます (野口あや子)
焦点が合わないということを解釈したとき、輪郭がはっきりしない=夢みたいで実感が湧かないということなのかなと。輝きというのは写真や映像でいうエフェクトがかかっている状態であり憧れ。つまり夢見心地の舞い上がった […]
【今日の短歌】なつのからだあきのからだへと移りつつ雨やみしのちのアスファルト踏む (小島なお)
晴れれば日中はまだ暑いなぁと感じていたところへ、ここへきて急に肌寒くなったり。相変わらずきまぐれの気候が続いていて、「ついていけな~い」と言いつつもそれなりに身体は秋モードになっているようで食欲だけは旺盛で […]










