掲出歌を知ったきっかけは、短歌をテーマにした「平成万葉集」というドキュメンタリー番組。3回に渡ってNHKプレミアムでやっていて、そのダイジャスト版が地上波でも放送されました。 最後までピンヒー […]
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【今日の短歌】不思議なり千の音符のただ一つ弾きちがへてもへんな音がす (奥村晃作)
職場の人がとある習い事をしていて一緒にどう?と誘われまして・・・。とりあえず見学に行くことになったんですけど、そのとある習い事というのが大正琴なんです。しぶしぶしぶーっ!! 楽器なんてロクにやったことないけどできるんかい […]
【今日の短歌】あの夏の数かぎりなきそしてまたたつた一つの表情をせよ (小野茂樹)
例えば、歌番組とか見ていて、あのアーティストのあのときのあの表情に惹きつけられてもう一度見たいと思う時があります。別の時に同じパフォーマンスをしていても何かが違う・・・。やっぱりあの時のあの表情じゃなきゃダ […]
【今日の短歌】赤ちゃんの靴と輪投げと月光の散らばる路面電車にひとり (穂村弘)
地元の豊橋では、「路面電車」ではなく「市電」と呼ばれることが多いです。今日、その市電沿いを車で走っていたら、数名のカメラマンのを見かけました。 なんだろうと思っていたのですが、あっ、そうか・・・。そういえば […]
【今日の短歌】木犀のかをりほのかにただよふと見まはせど秋の光のみなる (窪田空穂)
仕事帰りに先輩と駐車場までの道を歩いていたとき、「金木犀がいい香りですね」と言ったら「うん、トイレの芳香剤の香りだけどね!」とあっけらかんと返されて、ズッコケそうになったことがある朝倉冴希です。もう何年も前 […]
【今日の短歌】裏庭に日向ぼこする狐おり教師に銃を持てという国 (西岡徳江)
ハロウィンの夜、アメリカに留学中の日本人男性・服部剛丈さんが誤って銃に撃たれるという痛ましい事件があり、当時ニュースを賑わしていました。 当時高校2年生だった服部剛丈(16歳、以下「被害者」と呼ぶ)は、英語 […]
【今日の短歌】おっさんずラブのパラレルワールドのすきまに落ちて泣く恋心 (枡野浩一)
「牧っ!!牧っ!!牧~っ!!」「なんですかもう~」みたいな、ほのぼの春牧コンビがもう少し見たかったかなぁとか。 全く別物の新シリーズをやるのはいいとしても、一回ぐらいスペシャルドラマかなんかで […]
【今日の短歌】パンケーキショップの甘い蜂蜜の香りがしたら右に曲がって (鈴木晴香)
今日はパンケーキの日なので、生クリームや果物がのったふわふわのパンケーキの画像をいつも以上に目にします。いいなぁ、パンケーキ。見ているだけでほっこり幸せな気分になります。パンケーキショップ、甘い蜂蜜・・・掲 […]
【今日の短歌】虹色の能力と音に満ちているやがてすべてが叶えられてく (加藤知恵)
虹色の能力と音に満ちているやがてすべてが叶えられてく (加藤知恵) にじいろののうりょくとおとにみちているやがてすべてがかなえられてく ・・・というわけで掲出歌は、雑誌「婦人公論 2012.3 […]
【今日の短歌】蜂蜜のうごきの鈍ささへ冬のよろこびとして眺めてをりぬ (笹井宏之)
趣味の一環として、父がほんの少しの間だけ養蜂をやっていた時期がありました。採取していたのは、「百花蜜」と呼ばれる日本蜜蜂の蜜。とても希少なのですが、そのころは、その希少な蜂蜜をとろ~りたっぷりパンにつけるの […]