6月といえば梅雨真っ只中 = ジメジメの湿気祭り。「春にまさりて心ときめく」で、厄介としか思えなかった6月の印象がガラッと変わった一首。不思議なものです。私が単純なだけかもしれないけど、思っているより6月っ […]
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【今日の短歌】藤波の咲く春の野に延ふ葛の下よし恋ひば久しくもあらむ (詠み人知らず)
藤波の咲く春の野に延ふ葛の下よし恋ひば久しくもあらむ 詠み人知らず 藤の花が咲く春の野に蔓延る葛のように、心の中で慕っているばかりでは、この恋が成就するのは遠い先のことになってしまうでしょう […]
【今日の短歌】片恋よ 春の愁いの一日をティッシュペーパーほぐして過ごす (服部真里子)
ティッシュペーパーをほぐしながら片恋よ・・・というよりは、花粉で鼻がグュショグシュでなんですけど。春は、とかくティッシュペーパーと大親友になりがちです。マブダチですわ。それでも一時よりは少し落ち着いてきたか […]
【今日の短歌】思い通り咲けぬさくらも混じれるか雨に散りたるあとを踏まれて (千々和久幸)
花弁がついたまま落下していく八重の桜。御衣黄桜もそのひとつ。御衣黄の由来にもなった萌黄色は茶色く色褪せ、ひっそりと散っていました。よろづのことも、初め終はりこそをかしけれ。吉田兼好がいうように、満開の桜もい […]
【今日の短歌】花見にと群れつつ人の来るのみぞあたら桜のとがにはありける (西行)
花見にと群れつつ人の来るのみぞあたら桜のとがにはありける 西行 (美しさゆえに) 花見に人が押し寄せてくるのが、桜の罪なところである 「花見にと群れつつ人の来る」ことは、ゆったりと桜を楽しめないという他にも […]
【今日の短歌】山蕗のまだやはいうちを摘みとつてうれしいこんなに指がよごれて (谷とも子)
蕗って「やはいうち」がしっとりして美味しいんですよね。今のうちにと思って、畑の脇に自生している蕗を使って、蕗ご飯や蕗の煮物、蕗の葉味噌を作ったりしています。毎年恒例の春の味覚です。 蕗は灰汁が […]
【今日の短歌】音だけがもう春の雨パジャマからいったんぜんぶぬいできがえる (上澄眠)
今朝、アイロン掛けをしながら、雨音に耳を傾けていました。アイロン掛け自体はそんなに好きなわけじゃないけど、シュワシュワという音と、立ち込めるほわっとした蒸気は好きです。シュワシュワに溶け込む雨音が、今日はな […]
【今日の短歌】開花まであと二か月というところ雲の流れに置かれる花芽 (小川佳世子)
昨日は立春ということで、暦の上では春。春といって思い浮かぶのは、ソメイヨシノが咲いているうららかな光景。掲出歌のように、開花までちょうど二ヵ月ぐらいですかね。 でも私の中では、思い浮かぶ「花芽 […]
【今日の短歌】冬ながら空より花の散りくるは雲のあなたは春にやあるらむ (清原深養父)
冬ながら空より花の散りくるは雲のあなたは春にやあるらむ 清原深養父 冬なのに空から花びらが散ってくるではないか。空の向こうは春なのだろうか。 東京では昨日から雪が降っているようですが、今日はこ […]










