叔母の墓参りを兼ねた花めぐりで訪れた普門寺は、紫陽花寺として知られていますが、そこで思いがけず梅花藻に遭遇しました。梅花藻は大垣や米原に行かないと見られないと思っていたので、こんなに身近なところで咲いている […]
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【今日の短歌】美しき球の透視をゆめむべくあぢさゐの花あまた咲きたり(葛原妙子)
画像としては薄曇りが一番美しく、雨にしっとりと濡れるのが似合うのが紫陽花だと思っています。晴天に咲く紫陽花もまた良し。色のコントラストが映えて心奪われます。いよいよ紫陽花の季節が到来しましたね。   […]
【今日の短歌】春のあとに夏の来るこそあはれなれアガパンサスの茎拉(ひし)ぎつつ (岡井隆)
かかりつけの歯医者さんは、診察台近くの窓枠棚にいつも綺麗な花が活けられています。入口の階段のところにも、いつもきちんと手入れされた寄せ植えのプランターがあったりして、花好きのスタッフさんがいるのかもしれませ […]
【今日の短歌】あぢさゐの花の花間(はなま)にやはらかく雨ふりしづむ 夕雨夜雨 (高野公彦)
今年は梅雨入りが早かったので、さぞかし雨続きの日が続くかと思いきや・・・。この地方は、雨が降ったとしてもすぐに止んでしまったり、夜更けに降ることが多いです。雨が降らなかったら降らないで、少しぐらいは雨が降っ […]
【今日の短歌】六月の朝のくもりを雀とぶそらより土に土より空へ (玉城徹)
ウチにはいろんな鳥が遊びにくるけど、雀ってそれほど多く見かけません。それらしき鳥はいても、雀ではなくモズだったりします。全く見かけないということはないんだけど、昔はもっとそこらじゅうにいたのに、ずいぶん数が […]
【今日の短歌】六月は酒を注ぐや香を撒くや春にまさりて心ときめく (与謝野晶子)
6月といえば梅雨真っ只中 = ジメジメの湿気祭り。「春にまさりて心ときめく」で、厄介としか思えなかった6月の印象がガラッと変わった一首。不思議なものです。私が単純なだけかもしれないけど、思っているより6月っ […]
【今日の短歌】ほととぎす鳴くや五月のあやめぐさあやめも知らぬ恋もするかな (詠み人知らず)
ほととぎす鳴くや五月のあやめぐさあやめも知らぬ恋もするかな 詠み人知らず ホトトギスが鳴き、五月ともなればあやめぐさも咲くが、物事の筋や分別のつかない盲目的な恋をしてしまったものだよ 暗がりな […]
【今日の短歌】一瞬をひかりとなりてひるがへりツバメはわが身抜けてゆきたり (永井陽子)
何年か前から時々偵察にやってきては、結局は巣を作ることはなくどこかへ行ってしまっていたツバメ達。台を設置したのが良かったのか、今年になって初めて我が家の駐車場のところに巣を作っていました。 巣 […]