かかりつけの歯医者さんは、診察台近くの窓枠棚にいつも綺麗な花が活けられています。入口の階段のところにも、いつもきちんと手入れされた寄せ植えのプランターがあったりして、花好きのスタッフさんがいるのかもしれません。
時期ということもあって、最近よく活けられていたのは紫陽花とアガパンサス。アガパンサスって、存在感があるから数本あるだけでも見栄えがしてとても華やか。歯の治療は億劫だけど、素敵なアレンジメントを見ているうちにそんな気持ちも薄れてきます。
アガパンサスの群生を見かけると、あぁもう夏になるんだなぁとしみじみ感じるんだけど、今年はそんな感傷に浸る間もなく一気に梅雨が明け。カンカン照りの猛暑が続いたかと思えば、戻り梅雨でしばらくは雨が続きそうですね。
「春のあとに夏の来るこそあはれなれ」
近年この流れの乱高下が激しいですが、なるべく緩やかにお願いしたいところです。