妹の旦那さんの実家からのお中元。妹が持ってきてくれたやつを、昨日みんなでいただきました。美味しいよね、マンゴー。・・・というわけで、マンゴーといえばの一首。 まず「わが体内に現れし手よ」って、 […]
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【今日の短歌】すれちがつた今の女が眼の前で血まみれになる白昼の幻想 (夢野久作)
顔見知りで深い怨恨があったのか、それともただ通りすがっただけなのかなのか。「すれちがつた今の女」と主体との関係性によって、猟奇的な意味合いがまた変わってきますね。何があったん⁈ と思わず問いたくなる一首。 […]
【読書】東直子・佐藤弓生・石川美南著 「怪談短歌入門 怖いお話、うたいましょう」
夏真っ只中。毎日、毎日暑いですね。この厳しい暑さに、少しでも「涼」を呼びたい!! 「涼」を呼ぶものはいろいろあるけど、その中のひとつが「怪談」 ・・・というわけで、今回は「怪談短歌入門」という […]
【今日の短歌】あぢさゐの濃きは淡きにたぐへつつ死へ一すぢの過密花あはれ (岡井隆)
最盛期をとうに過ぎたご近所の紫陽花は、色褪せながらゆっくりと確実に枯れてゆきます。花の濃淡を見比べつつ、紫陽花も人間と同じように「あの人は私よりもあんなに若くて綺麗」「あの人老けたなぁ」なんてやっているのか […]
【今日の短歌】サルビアに埋もれた如雨露 二番目に好きな人へと君は変われり (吉川宏志)
調べてみると、サルビアの花言葉は「尊敬」「知恵」「良い家庭」「家族愛」であり、赤のサルビアは「燃える思い」なのだそう。 花言葉から深読みすれば、その如雨露で情熱の赴くまま愛情を注ぎ続け、想いは […]
【今日の短歌】いくら書いても消せない記憶の日があるの雨にも陽にもかがやきながら (江戸雪)
心理学では「セルフコンセプトリカバリー」といいますが、失恋から立ち直るのは自分の感情を紙に書き出すのがいいそうです。そのときの状況、なぜそうなってしまったのか、そのときどう感じたのか・・・etc。 &nbs […]
【読者日記29】 俵万智著 歌集「サラダ記念日」
本日、「サラダ記念日」だったから・・・。俵万智さんの「サラダ記念日」について語ってみることにします!! この本の初版が販売されたのは1987年の5月。てことは、今からちょうど30年前。もうそんなに経っていた […]