調べてみると、サルビアの花言葉は「尊敬」「知恵」「良い家庭」「家族愛」であり、赤のサルビアは「燃える思い」なのだそう。

 

花言葉から深読みすれば、その如雨露で情熱の赴くまま愛情を注ぎ続け、想いは結婚へと向かっていたのだと推測します。・・・いえ、あくまでも花言葉からの勝手な妄想です。

 

「サルビアに埋もれた」からすると、自分ばかりが情熱を燃やす進展のない関係性に疲れてしまい、思い描く恋愛の理想を叶えてくれる一番目の人に走った・・・なんてね。妄想を広げてゆけば、恋愛漫画のような展開がいくらでも思いつきそうです。

 

 

でもきっとそういうことではなく、“憧れの人”ではなく本当の意味で好きな人ができたとか、アイドルなどに対する「推し変」みたいな心理を表しているのかなと思ったりもします。「二番目に好きな人」とフラットに言い切ることができるのは、そういう立ち位置だからなのかなと。

 

あれだけ恋い焦がれていたのに、何らかの拍子にすっと心変わりするみたいな。恋愛のときめきやファン心理って、時にそういう残酷さを持っていたりしますよね。

 

そういった意味で、掲出歌の「二番目に好き」というのは、未練を滲ませているのではなくむしろドライに位置づけているように思えました。でも逆に、 二番目というフラットな位置づけだからこそ、その人の幸せを心の底から応援することできるということはあるのかもしれません。