27年に開通予定のリニアモーターカー。以前から言われていたことですが、予定通り開通するのはやはり困難みたいですね。リニア関連のニュースを目にする度に掲出歌を思い出し、何年後のことになるだろうとつい考えてしま […]
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【今日の短歌】九つの人九つの場をしめてベースボールの始まらんとす (正岡子規)
打者、走者、四球・・・といった言葉の生みの親であり、無類の野球好きで知られる正岡子規の歌。・・・というわけで、プロ野球が開幕しましたね。待ちに待ったという方も多いのではないでしょうか。 野球は […]
【今日の短歌】仰向けで空想すればなかぞらの飛び込み台から落ちてくるきみ (小島なお)
主人公の女の子が好きなイケメン男子のことを妄想すると、目の前にその男の子が現れる・・・。そんなストーリーの漫画をちらっと読んだことがあります。タイトルは何だったかな。忘れちゃったけど。とにかく妄想すれば、な […]
【今日の短歌】もの書きてひと日を過ごし雨もまたその文章の中に書き込む (浜田康敬)
東海地方は、昨日から梅雨入り。今日も朝から雨が降っていますが、空を見上げればツバメが元気に空を飛びまわっていたりします。たくましいねぇ。パラパラと本降りを繰り返しながら、雨はしばらく続きそうです。 &nbs […]
【万葉集】「歌垣」という名の乱交パーティー⁈
いきなり大胆なタイトルですが、早くも万葉集特集の第二回目です。 万葉集が作られたのは奈良時代末期ですが、その時代は一夫一婦ではなかったし、なんていうか性に対して奔放でした。そんな時代の背景もあ […]
【今日の短歌】なにもかも決めかねている日々ののち ぱしゅっとあける三ツ矢サイダー (野口あや子)
無性に炭酸が飲みたくなったので、サイダーを買って飲んでいます。サイダーといえばの三ツ矢サイダー。炭酸を開けたときの空気が漏れる感覚、音。これがあってこその炭酸なのだけど、「ぱしゅ」ほどピッタリなオノマトペは […]
【今日の短歌】蛍光ペンかすれはじめて逢えぬ日のそれぞれに日没の刻あり (大森静佳)
シフト表が配られると、出勤日に合わせてカレンダーに蛍光ペンの印をつけるの恒例となっています。今ではそれ以外には使うことのない蛍光ペンなので、一向にかすれる気配がありません。よく使っていた学生時代と違って、蛍 […]
【今日の短歌】薔薇は薔薇の悲しみのために花となり青き枝葉のかげに悩める (若山牧水)
自分の姿を薔薇に投影させてとも言われていますが、私の解釈はそれとは少しニュアンスが違います。どちらかといえば、薔薇から感じ取ったものを自分に投影させて代弁しているのではないのかと。どちらが正しいということで […]
【今日の短歌】人の子の恋をもとむる唇に毒ある蜜をわれぬらむ願い (与謝野晶子)
人の子の恋をもとむる唇に毒ある蜜をわれぬらむ願い 与謝野晶子 恋に焦がれる若者の唇に毒ある蜜を塗ってやりたい 冴希語訳 : 恋したいなんて言えちゃうクチビルに塗りたくなった蜜のポイズン & […]