私が子供のころ、家のお風呂はお湯を張ることも追い炊きも自動ではありませんでした。そして、お風呂掃除は子供たちの仕事。うちは三姉妹なんたけど、浴槽担当、洗い場担当、お湯の見張り番というように割り当てられていま […]
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【今日の短歌】むこう側の世界に何か降れるごとひえびえと自動販売機の硬貨は (小高賢)
ポカリが飲みたくて、久しぶりに自動販売機で飲み物を買いました。構造上なんの不思議もないのけど、あのコインが落ちる音って「むこう側に落ちて行った」感がありますね。 なんだろう、あのコトン、コトン […]
【今日の短歌】目と鼻の奥の力を抜けというヨガの最後の死体のポーズ (久山倫代)
少しだけヨガを習ったことがあるのですが、個人的にどのポーズより一番役に立っているのがこの死体のポーズ。寝る前に必ずやるんです。専門用語では「シャバーサナ」といいます。 全身のありとあらゆるところの力を抜くの […]
【今日の短歌】どのやうな手もやはらかにしてくれるクリームください焚火の色の (多田愛弓)
手の皮が人一倍薄い私は、保湿のためのワセリンが欠かせません。普通のクリームではダメ。いくら塗ってもすぐにガサガサになってしまうのでワセリンを愛用しています。 一時期はひび割れがひどくてほとんど […]
【自作短歌】窓際とスローテンポの哀愁が絵になるような退屈なとき (朝倉冴希)
このblogでは上記のような短歌を毎月掲載(※現在は不定期更新)しているのですが、短歌が作られた背景や、具体的な状況や意味を知りたいという意見をいただきました。そこで今回は、そのあたりのことを少し書いてみよ […]
【自作短歌】脳内にいきなり君がジャックして僕のすべてを変えてしまった (朝倉冴希)
一目惚れとかではないにしても、脳内がその人に“ジャック”される瞬間があります。例えば芸能人だったり、現実的に好きになった人だったり・・・。 「ただの好感」から「ファン」、「仲間や友達」から「恋 […]
【自作短歌】バーチャルのレッドゾーンは無害でもこちら側ではそうはいかない (朝倉冴希)
めちゃめちゃに空が晴れてる たった今爆発すればいいのに全部 加藤千恵 加藤千恵著・ハッピーアイスクリームより 心の底からそう思ったとしても、現実にそうなって欲しいわけじゃないんだ […]