久々の読書日記です。 歌人である東直子さんと穂村弘氏の両者が、投稿された短歌について議論をする対談本です。恋愛だったり、食べ物や家族、動物など、テーマ別に語られています。 わかり […]
「詩歌」タグの記事一覧(18 / 20ページ目)
【冴希流短歌の作り方】研磨する手間を惜しまない
短歌を詠むときに心掛けていることはいくつもありますが、いい作品を生むために絶対に外せないと思うのが“誠実”であるということです。ここでいう“誠実”というのは、無理やり言葉尻を合わせただけで投げ出したり終わら […]
【読書日記】宮城谷昌光著「随想 春夏秋冬」
「夏姫春秋」という小説で直木賞を受賞された、宮城谷昌光氏の随筆。 「夏姫春秋」といえば、なぜか昔からウチの本棚にあったりします。おそらく母が買ってきたものですが、中国の歴史小説だけあってパラパ […]
【今日の短歌】春分の日のねむごろにあたたかき光をあびて木草そよげり (石黒清介)
ついこの間に正月を迎えたかと思っていたら、気が付けば「春分の日」なんですね。残念ながら曇っていて「あたたかき光をあびて」とはならなかったものの、窓から見た木草は風にそよいでいました。 &nbs […]
【読書】辻井竜一著・歌集 遊泳前夜の夜
いつの日からか、深夜眠りに着く前にノートに言葉を紡ぐようになった。それがその日の自分を肯定し、やがて訪れる次の一日をどうか乗り切る護符の役割を果たしてくれることを強く望みながら。脳内で心地よく再生されるため […]
【読書】加藤治郎著「東海のうたびと」
名古屋市出身の歌人・加藤治郎氏の著書。加藤氏は、「未来短歌会」をはじめ、毎日新聞や 朝日新聞の歌壇コーナーの選者をされています。 本書は二部構成になっていて、前半は東海地方にゆかりのある31名 […]
【今日の短歌】定型は無人島かな 生き残りたくばみずから森を拓(ひら)けと (柳澤美晴)
旭川出身で養護教諭をされている歌人・柳澤美晴さんの短歌。 柳澤さんは、2006年に「モノローグ」という作品で未来賞を受賞、同年には作品「WATERFALL」で49回短歌研究新人賞次席入選。 2 […]