向日葵っていいよね。一輪あるだけで周囲をワントーン明るくしてしまうような存在感は唯一無二。通勤途中でポツポツ見かける向日葵には、ずいぶんと元気をもらっています。

 

上の短歌は、ボサノバカサノバの「花」という曲からインシュピレーションを受けました。

♪いちばん大切な人のために咲く花になれ

という歌詞があるのですが、大切な人のために咲く花として頭に浮かんだ花が向日葵でした。向日葵ってやっぱりそういう存在。

 

 

あまりの暑さにどうにも外へ出かける気にならず、でもやっぱり夏といったら向日葵だよねと行ってみた向日葵畑。ところがこの暑さで向日葵たちも参ってしまったのか、すべての花が萎れてだらんと下を向いちゃっていました。ちょっとガッカリ。(+_+)

 

というわけで、今年は未だに一面に咲く向日葵の光景を見ていません。通勤途中で見かける向日葵は綺麗に咲いているんですけどね。

 

 

ひまはりのアンダルシアはとほけれどとほけれどアンダルシアのひまはり(永井陽子)

 

大好きな短歌のひとつ。回文ではないけど、それに近いような言い回しで何度も口ずさみたくなるような美しいリズムと響き。それによってアンダルシアへの強い憧れがより強調され、惹きつけられます。

 

アンダルシアの向日葵畑、死ぬ前に一度はこの目で見てみたい光景です。中国・雲南省の菜の花もそうだけど、写真で見ただけでも黄色の絨毯がこれでもかとバァァァと広がっていて圧倒されます。

 

あとぜひとも見てみたいのは、“紫の桜”ともいわれている南アフリカ・ プレトリアのジャカランダ。“紫”つながりで言えば、フランス・プロヴァンスのラベンダー畑も見てみたい!!

 

こんな風に思いを馳せ、萎れて下を向いてしまった向日葵畑を目の前にして「ひまはりのアンダルシアはとほけれど・・・」と心の中で呟いています。