【今日の短歌】スニーカーの親指のとこやぶれてて親指さわればおもしろい夏　(陣崎草子)

職場でいつも履いている靴が、どうしても捨てられません。もう何年も履いていて、いい加減オンボロになってきたので買い替えないといけないんですけどね。今までのどの靴よりも軽くてフィットして、ノンストレスのその靴じゃないとサクサク動けないんです。(^^;)

普通にその辺を歩くぐらいなら他の靴でもいいけど、職場ではあちこち動くので靴がフィットしないとしんどいのよね。なくてはならない大事な相棒なんです。

私の足の指は、親指が反っていて人差し指が長くて、靴下やスニーカーなんかはそこからダメになるパターンが多いんですよ。職場で履いている靴は、その指の部分がメッシュの生地になっていて、もうだいぶ薄くなってきているんですよねぇ。破れるのも時間の問題かもしれないけど、なるべくなら長く持たせたいの。

･･･そんなわけで、「親指のところやぶれてて」が一緒だなぁと思って、勝手に親近感を持っている一首です。(笑) 「親指をさわればおもしろい」というのもなんとなくわかります。お風呂に入っているときとか、反っている足指をみょんみょんとはじくようにしてさわるときあるもん。

浮き指だから、あんまり健康にはよろしくないんだよね。なので最近は、帰宅したら速攻で靴下を脱いで、なるべく裸足で過ごすようにしています。裸足に室内サンダルが、自宅でのマイスタイル。あっ、さすがに冬は寒くて無理です。(^^;)

陣崎草子/東直子書肆侃侃房 2013年09月