コナモンの日ということで選んだ短歌。

 

小麦粉をボールに移したりとかすると、どうしても空気中に煙のような粉がほわっと漂いますよね。あたりに舞った粉は、多数派の粉と混じり合うこともなくどこかへと飛んでいきます。「小麦粉の粉にはなれぬ」はそのような様子を捉えており、もしかしたらどこか自分自身と重ねているのかもしれませんね。

 

個人的には「たほたほ」がすごくいいなと思います。小麦粉がこう落ちる感じね。「たほたほ」によって、あたりに浮遊する粉の煙ぽっさがリアルに伝わってきます。

 

「粉にはなれぬ」かわりに飛んでいるんだね。自由を手にいれたのかもしれないし、その辺に落ちて布巾で拭き取られているのかも。それもまた運命。

 

 

パンとかお菓子やケーキ作りに励んだりと、ステイホームの影響でよく小麦粉が売れているみたいですね。

 

昔はね、クッキーとか作ったりしたんだけどなぁ。実習でロッククッキーを習ってそれをよく作ったんです。チョコチップが入ったやつ。レシピが良かったから、形はともかく味は美味しかったんですよ。他のどのレシピで作っても、結局ナンバーワンはあのレシピだったなぁと思って。

 

今はもう捨ててしまって幻になってしまったレシピ。後になって、捨てたことを後悔しました。(;^ω^)

 

コナモンってさ、どこか幸せなイメージがあるね。