最近の日課は、バルコニーに出て星空を眺めること。晴れていることが多いし、何より涼しくて心地いいので。雲にかかった月の光が虹がかって凄く綺麗で、綺麗だなぁと眺めていたらそのうち雲が消えてきて・・・。月の下にはそれまで見えなかった一等星の赤い星。あれは「さそり座の心臓」アンタレス。
火星と同様に赤い色をしているため、「火星と対抗するもの」という意味が含まれているアンタレス。今はまた雲に隠れてしまったようです。
星空としては冬のほうが綺麗なんだけど、アンタレスのある夏の空も好きなんですよね。さそり座の女なので、“毒”のあるアンタレスを見つけると少しだけ強くなれる気がして嬉しいのです。
アンタレスを見れば、夏空にいるはずのないオリオンのことが浮かんできます。もう刺さないよ・・・怖くないよ・・・といっても逃げてしまうね、きっと。他の星に比べて寿命がとても短いアンタレス。言いたいことがあるなら今のうちだよ・・・と、なんとなく呟いてみたりして。