ウチで育てていた玉ねぎ。今年はあまり出来がよくありませんでした。芯が硬くなっているのがあったり、外見からはわからなくても切り分けてみると傷んでいることが度々あって。お裾分けするわけにもいかないので、傷んでいるところがあれば地道に取り除いて消費しています。

 

できるだけ早いうちにせっせと大量に炒めて冷凍したりするんだけど、「芯からだめになってゆく」から、処理がまた面倒なんですよね。芯というよりも、芯を囲っているすぐ外側の部分がやられやすくて、あとは一番外側の部分と上の部分ね。取りのぞけないことはないけど、その分だけ時間はかかります。外側だけならいいのに。

 

 

パッと見は正常に見えたとしても、外側の傷んだ部分を取り除いたとしても、内部がまだ傷んでいるのかもしれません。それは、人間の肉体や性根の部分、社会組織でも同じですね。

 

自己嫌悪ばかりのわが身を振り返ってみても、必要とあらば“メス”を入れるぐらいのことをしなければ、変われないのだろうなと思います。理屈はそうでも、それがとても難しくてなかなかできないのだけど。