【今日の短歌】梅の実は緑の中に色わきて紅にほふさみだれのころ　(松平定信)

梅の実は緑の中に色わきて紅にほふさみだれのころ　松平定信
梅の実は緑の葉の中に紛れるようにしてあり、それがだんだんと紅に色づいて香り立つのは五月雨のころである

今日は七十二候の第27候「梅子黄(うめのみきばむ)」であり、我が家にある梅の実からもいい香りが漂っています。もう少し熟してから梅干しとかにする予定。大きな梅の実が葉に隠れるようにして色づいていくのを見るが好きだし、買ってきた青い梅がだんだんと青から黄色に熟してくるのを見るのも好き。

五月雨とは、陰(旧)暦5月ごろに降りつづく長雨、いわゆる梅雨のことであり、皐月雨とも呼ばれます。皐月といえば5月の別名ですが、旧暦の皐月を今のグレゴリオ暦に当てはめてみると、2022年の今年は5/30～6/28のようです。※.wikipediaより

梅の実が熟す頃に降る長雨、梅雨。まさにぴったりというわけですね。