今日は特に冷え込みが厳しく、こちらの地方でも雪がちらつきました。ほんの一瞬で止んでしまいましたが、私にとっては「はつ雪」です。 掲出歌について思いを巡らせると、「はつ雪」と「Googleマップ […]
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【今日の短歌】「どの道を選んでも悔いは残ります」さざんか冬の入口に咲く (大下一真)
どんな選択をしても、すべてに満足することは難しいものです。 それでも、「人間万事、塞翁が馬」「禍福は糾える縄のごとし」ということわざがあるように、今感じている後悔が、実は未来の自分を形成する大 […]
【今日の短歌】わたしたち夏から冬がすぐ来ても曇天を今日の服で飾って (柳原恵津子)
今年の季節の移り変わりは、まるで駆け足で進む物語のように感じられました。猛暑の日々が長く続いたかと思えば、急な気温差が追い打ちをかけ、秋らしい穏やかな気候を十分に楽しむ間もなく、気がつけば冬の入り口に立って […]
【今日の短歌】マフラーに顔をうづめて大寒の街を急げり風に向かひて (喜夛隆子)
大寒ですね。「マフラーに顔をうづめて」「大寒の街を急げり」そんな姿があちこちで見受けられたのではないでしょうか。全国的に雨模様だったから傘を差しながらが多かったのかな。ここ東三河はこの時期にしては気温は高め […]
【今日の短歌】目覚めたら息まっしろで、これはもう、ほんかくてきよ、ほんかくてき (穂村弘)
今日から大寒。「冬はつとめて」つまり早朝がいいとも言われていますが、明け方はとにかく冷え込みますね。寒いの苦手(;^ω^) ここらは温暖な地方なので、「目覚めたら息真っ白」とまではいってないの […]
【今日の短歌】白き餅われは呑み込む愛染も私ならずと今しおもはむ (斎藤茂吉)
白き餅われは呑み込む愛染も私ならずと今しおもはむ 白い餅を私は呑み込んでおり、執着もなければ私ではないとたった今この瞬間も口にしている 年末になると年代物の餅つき機でお餅をつくのが恒例だけど、 […]