タナカサダユキ氏のfacebookより イラストレーターのタナカサダユキ氏がfacebookに投稿し、多くのメディアで紹介されるなどたちまち話題になった短歌です。「コ」「ロ」「ナ」を組み合わせると「君」とい […]
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【今日の短歌】薔薇は薔薇の悲しみのために花となり青き枝葉のかげに悩める (若山牧水)
自分の姿を薔薇に投影させてとも言われていますが、私の解釈はそれとは少しニュアンスが違います。どちらかといえば、薔薇から感じ取ったものを自分に投影させて代弁しているのではないのかと。どちらが正しいということで […]
【今日の短歌】梅雨くればふかきみどりに揺れやまぬ肌のひかりがこの国のひかり (早川志織)
この国の木々がこんなにも緑豊かで、これほど数多くありながら不思議なほど絶妙にまとまっていること。そのまとまりが柔らかで繊細な美しさを醸し出していること。この場所に引っ越してきて気づいたことです。今では山の木 […]
【今日の短歌】やはらかき生身の四肢を湯に浸しボタンひとつで追ひ焚きもする (寺尾登志子)
私が子供のころ、家のお風呂はお湯を張ることも追い炊きも自動ではありませんでした。そして、お風呂掃除は子供たちの仕事。うちは三姉妹なんたけど、浴槽担当、洗い場担当、お湯の見張り番というように割り当てられていま […]
【今日の短歌】むこう側の世界に何か降れるごとひえびえと自動販売機の硬貨は (小高賢)
ポカリが飲みたくて、久しぶりに自動販売機で飲み物を買いました。構造上なんの不思議もないのけど、あのコインが落ちる音って「むこう側に落ちて行った」感がありますね。 なんだろう、あのコトン、コトン […]
【今日の短歌】大いなる空振りありてこれならばまだ好いていよう五月の男 (梅内美華子)
「これならばまだ好いていよう」って思える要素っていっぱいあるけど、その人にしかないフェチな部分に触れるかどうかというのもありますよね。言葉でいえば「キュン」とくるツボ。そういうツボがあることによって何度でも […]
【今日の短歌】どのやうな手もやはらかにしてくれるクリームください焚火の色の (多田愛弓)
手の皮が人一倍薄い私は、保湿のためのワセリンが欠かせません。普通のクリームではダメ。いくら塗ってもすぐにガサガサになってしまうのでワセリンを愛用しています。 一時期はひび割れがひどくてほとんど […]