大寒(1/20)の日から2/3にかけての期間を、七十候では「欸冬華 (ふきのはなさく)」といい、蕗の薹が顔を出し始める時期だとされています。畑の際に蕗が毎年生えてくるスポットがあって、どうかなと思ってちらっ […]
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【今日の短歌】黒き鞭とすれちがひたり女人(をんなびと)の髪毛でありて顔さへ見ざりし (森岡貞香)
この地方は「三河のからっ風」といって、冬は風が強いことで有名なんです。雪が滅多に降らない代わりに、この風が吹くことで体感温度はそれなりに寒かったりします。例年に比べて今年はやけに穏やかだけど、今日はビュンビ […]
【今日短歌】「神は死んだニーチェも死んだ髭をとったサンタクロースはパパだったんだ」(穂村弘)
冒頭からして「神は死んだ」という強いワードが出てきます。これは、哲学者として有名なニーチェが掲げていた概念というべきもの。ニーチェは、何かを崇拝したり何かに心酔する信仰心というものに対して否定的な考えをもっ […]
【今日の短歌】水面に垂らした糸の先端が跳ねた気がして携帯摑む (野村まさこ)
「跳ねた気がして携帯摑む」がいいですよね。あの人からかもってバッと携帯を掴むシーンとかよく見かけるし自分も経験あるけど、魚が釣れた時のあのドバッとドーパミンが出る感じ、あのときの高揚感はまさにそうなのかも。 […]
【今日の短歌】暖炉には森の小枝が組まれゐてほそき炎がそれを嘗めるよ (池田はるみ)
木ってすぐ燃えると思うじゃない? ところがそうじゃないんです。ウチは薪ストーブがあるからわかるんですけど、上手に組まないとすぐに消えてしまって、なかなか燃え広がらないものなんです。火が付いたと思っても、燃え […]
【百人一首】ながらへばまたこのごろやしのばれむ憂しと見し世ぞ今は恋しき (藤原清輔朝臣)
ながらへばまたこのごろやしのばれむ憂しと見し世ぞ今は恋しき 生きながらえば今のつらさを懐かしむようになるのだろうか。あんなにつらかった過去も今となっては恋しく思うのだから。 清輔の父・藤原顕輔 […]
【今日の短歌】シネコンのトイレでこれから観る人ともう観た人の差がわからない (岡野大嗣)
先日、映画を観終わってそのままトイレに直行。出てくると結構な列ができていました。ギリギリセーフ。並ばなくて良かったと思うと同時に、掲出歌が浮かんできました。 これから観る人なのかもう観た人なの […]
【今日の短歌】いちはやく秋だと気づき手術台のような坂道ひとりでくだる (江戸雪)
生きるとはゆるされること梔子くちなしの枯れゆくようにわれは病みたり 江戸雪 手術日までの時間は長くも短くも感じました。あと何日・・・と指折り数えながら、季節の移り変わりを肌で感じて。私も同じよ […]
【今日の短歌】もういやだ死にたい そしてほとぼりが冷めたあたりで生き返りたい (岡野大嗣)
感情にまかせて「もういやだ死にたい」と口走るその気持ちに嘘はなくても、心の底からそう思って口にしたとしても、それがその人の本意なのかといえば必ずしもそうとは限りません。「死にたい」だけではなく、例えば「嫌い […]
【今日の短歌】遠くその夜に触れたい一通のメールで君の画面を灯す (近江 瞬)
まず最初に「遠く」がきて、「その夜に触れたい」とあるんですよね。ソーシャルディスタンスのご時世だからこそ「遠く」「触れたい」が、心に強く響きます。 短歌としては「触れられない」「会えない」こと […]










