この地方は「三河のからっ風」といって、冬は風が強いことで有名なんです。雪が滅多に降らない代わりに、この風が吹くことで体感温度はそれなりに寒かったりします。例年に比べて今年はやけに穏やかだけど、今日はビュンビュン!!
髪なんか乱れまくり。ショートボブだからあまりそれっぽくはないけど、長かったらまさに「黒き鞭」状態。
あ~っ、そうだった!! これだわ、これだったわ。底冷えって感じの寒さじゃなくて、もともとはこうだったわって。 ずっと住んでいるバリバリの地元民のくせして、なんか久々だわ~って懐かしい気持ちになったりしました。
黒い鞭とすれ違うってどういうこと⁈と思わせて、「女人(をんなびと)の髪毛でありて」と種明かしする・・・。いわゆる、最初にインパクトを与えてオチをつけるというやり方は、どちらかというと俳句でよく使われる技法のような気がします。
短歌でもなくはないですが、三十一文字だと早い段階でオチがついてあとがだらっとしちゃうとか、オチがつくまでに間延びしちゃいがち。そこを言葉選びと独自のリズムと構成で上手くまとめ上げているところに技量を感じます。
ちなみに真っ先に映像として思い浮かぶのは、↓のCMです。