やっと・・・やっと、ここ東海地方でも梅雨が明けたようです。ここへきて、ようやく空が夏らしくなってきました。蝉の声はよく聴くようになっても、イマイチ夏っぽさを感じられなかったからねぇ。ここからですね。

 

実はね、梅雨明け宣言されたときに取り上げようと決めていたのが掲出歌でした。まさにぴったりでふさわしい一首だと思って。ところがですよ。一向に梅雨が明ける気配がなく、いつだいつだと思いながら日が経って。まさか8月に入ってからとは思いもしませんでした。

 

いやーー、しかし今年の梅雨は長かったですね。お天道様、お待ち申し上げておりました。熱中症にならないようどうぞお手柔らかにお願いします。

 

「トンネルを抜ければ」というのがね。今年は特に「うん、うん」って頷きたくなります。

 

 

音楽を聴いているとよくわかるんですけど、あっ、音が変わったという瞬間があるんです。おそらくですけど、耳の中にかかっていた圧が弱まって、音がほんのちょっとだけ良く聞こえてるんです。それによって、気圧の変化による耳が詰まったあの感じが身体の中で起きていたんだと気づくんです。

 

ここ最近はそういう現象がよくあって、やっぱり気圧と耳って密接に関係しているなぁと思っていたんですよね。そのときの身体感覚が「耳ふかく気圧は変わり」という表現にぴったりで、掲出歌が気になった理由のひとつです。

 

あと、長い梅雨のトンネルをやっと抜けた~!という双方の解放感ね。

 

勤務先の駐車場のそばに、いくつか可愛らしい向日葵が植えられているお宅があるんです。それを見ながら、夏らしい景色にはやっぱり青空が似合うとしみじみ感じました。