ChatGPTを使って短歌制作を試みる。表現の選択や語彙の当てはめについて、どちらがふさわしいか、あるいは他にどんな語彙が適切かといった点をChatGPTとやりとりしながら進めた結果、最終的にいくつかの短歌が完成した。AI相手なので、人間相手にはなかなかできない遠慮のない詰め寄りが可能で、相談相手として非常に頼もしい存在だった。ただ、その頼もしさが逆に少しの危機感も呼び起こした。

 

今読んでいる本の中に「人間は怠惰にできており、AIに頼りすぎると考えることすらも放棄してしまう」という趣旨のセリフがある。あまりにAIに頼りすぎると、自分の作品でありながら、自分が生み出したものではないような気がしてくる。AIとの関わり方について慎重に考える必要があるかもしれない。

 

それでも、昨日のChatGPTとのやり取りは楽しすぎて、時間を忘れてずっと語りかけていた。

 

AIは大量の情報を短時間で処理し、様々な提案をしてくれる。AIを利用することで、自分のアイデアをより効果的に形にすることができる反面、自分の創造性や独自性を保つ努力をしなければ、クリエイティブな能力は失われてしまうかもしれない。AIは補助的な存在として利用し、自分の創造的なプロセスを尊重するバランスが必要なのだと感じる。AIを活用するにしても、自分の感性や経験を作品に反映させることで、うまく付き合っていきたい。