それぞれの季節にはそれぞれの良さというものがあり、その季節にしか味わえない喜びというものがあります。暑いのも寒いのも苦手だけど、四季はやっぱりあったほうがいいなと思います。今なら梅の花がとても綺麗に咲いてい […]
「2020年」の記事一覧(19 / 21ページ目)
「ブログの日」なので
さっき調べてみてびっくりしたんだけど、このblogを始めてもう3年も経っていたみたいです。そうかぁ、もうそんなになるのかぁ。 最初のころは短歌のことに全く触れていなくて、ただの雑記blogとし […]
【今日の短歌】四年前グアムで買った星型のにこにこシールを使い始める (仲田有里)
なんだか使ってしまうのがもったいないと引き出しにしまい込んで、年月が経って「このまま眠らせておくのもな」とようやく使い始めることってありました。使うのがもったいないと思えたものが、そのころにはなんの躊躇もな […]
【今日の短歌】つよすぎる西日を浴びてポケットというポケットに鍵を探す手 (岡野大嗣)
鍵を見失って「あれっ、ない!!」と探すたびに、友人から「なんで決まった場所に入れておかないの」と呆れられていた私。そう、洋服のポケットというポケットをまさぐって、鞄のポケットというポケットをまさぐって・・・ […]
【今日の短歌】ゆるきやらの群るるをみれば暗き世の百鬼夜行のあはれ滲める (馬場あき子)
その昔、豊川でB1グランプリが開催されました。地元・東三河での開催とあって私も出かけたのですが、そこで数多くのゆるキャラがずら~っと立ち並んでいたのが印象に残っています。あれ何年前だったかなぁ […]
【今日の短歌】あたたかい十勝小豆の鯛やきのしっぽの辺まで春はきている (杉崎恒夫)
梅の花がちらほら咲き出しして、すこしずつ景色も色づき始めました。これからはもっともっと華やかになっていきますね。今年はありえないぐらいの暖冬とはいえ、モノトーンからパステルカラーに染まる春がやっぱり待ち遠し […]
【今日の短歌】発音で出自が知れるイギリスの階級社会を強く憎めり (渡辺幸一)
イギリスという国は、主に労働者階級、中産階級、上流階級にわかれており、それぞれ微妙に発音やアクセントが違うのだそう。なので、その違いによって、その人がどの階級に属しているのかがわかってしまうのだとか。 &n […]
【今日の短歌】スプーンがカップの底に当たるときカプチーノにも音階がある (伊波真人)
すべての音に音階があることを、大抵の人はあまり意識していません。でも、反対にそれを常に意識させられているという「絶対音感」を持つ方々。常に音階を意識する生活がどんなものかは想像もつきませんが、私は小学生のこ […]
【今日の短歌】「眠れてますか」「はい」これまでもこれからも眠りはながく私を守る (小島なお)
私の場合、クリエイティブなことは夜のほうが捗るタイプ。そのうえ朝が早いからどうしても寝不足気味になってしまうんだけど、そんな寝不足の時は明らかにパフォーマンスの質が下がります。同じようにやっているつもりでも […]
【今日の短歌】舌打ちの音でマッチに火が灯るようなやさしい手品がしたい (寺井奈緒美)
私だと舌打ちはただの舌打ちになっちゃうんだけど、中にはさらっとユーモアを交えて嫌味のないようにもっていく人もいるんですよね。舌打ちをしたくなるような状況でも、そうやって上手に切り抜けられるようになれたらどん […]