写真の場所はかつては葦原でした。 秋から冬にかけてすっかり枯れてしまった葦原が、暖かな気候になるにつれて新しい葉が顔を出しだんだんとまた蘇っていく・・・。そして、初夏になれば風になびく緑の葉が […]
「2020年」の記事一覧(20 / 21ページ目)
【今日の短歌】日本語の「行けたら行く」は「待たないで」の意味だったのか 飴を舐めつつ (カン・ハンナ)
文字通りに都合がつけば行くつもりでいるのか、それとも遠まわしに断っているのか。それは言った本人にしかわからないけど、「行けたら行く」が「待たないで」と一言で要約されているところにハッとさせられました。確かに […]
【今日の短歌】雪になりきれぬ弱さを真剣に地上へぶちまけろよみぞれ (松木秀)
雪が降らないことで有名なここ東三河。それでもクリスマスごろになれば、おこぼれ程度にパラパラと降った日もあったのですが・・・。それどころか、今年は霜もほとんど降りません。過ごしやすいのはいいのだけど、やっぱり […]
詩歌におけるフィクションの許容範囲はどこまでか
明らかに“創作”だとわかりきったものならともかく、「主体」の設定がフィクションであると知った場合、読者を戸惑らせてしまうケースが詩歌にはあります。 例えばですけど、エッセイと謳われている本に書 […]
【今日の短歌】立てるかい 君が背負っているものを君ごと背負うこともできるよ (木下龍也)
「立てるかい」「君が背負っているものを君ごと背負うこともできるよ」 どこぞの少女漫画のヒーローか白馬の王子かしら・・・と思うほどキザでカッコイイ台詞。ですが、その台詞を真に受けるほど、どうやら […]
【今日の短歌】ぼくの聴く音楽こそが素晴らしいと思いながら歩く夜が好きだよ (岡野大嗣)
人それぞれだし、他の人がどう感じるかはわからないけど、私の中では私の聴く音楽こそが素晴らしいと思っているのですごく心に響いた一首。私に限らず大抵の人は、自ら聴く音楽はそうやって選んでいくものじゃない? &n […]
【今日の短歌】星という小人の中に美しき肘のみ見せて寝たる夕月 (与謝野晶子)
「流星の道」という歌集に収録されている一首。 与謝野晶子の歌といえば「その子二十 櫛にながるる黒髪のおごりの春のうつくしきかな」「やは肌のあつき血汐にふれも見でさびしからずや道を説く君」などが […]
【今日の短歌】その子二十 櫛にながるる黒髪のおごりの春のうつくしきかな (与謝野晶子)
成人の日ですからね。 「その子二十」という字余りの初句から、その後の「春のうつくしきかな」まで流麗に畳みかける調べ。与謝野晶子のこの歌を知ったのはいつだったか。おそらく中学生ぐらい・・・いや小 […]
バイオリズム
気力はあっても、な~んだか短歌が詠めないしblogも書けない・・そんな日が続いています。なんなんだろう。部屋の掃除だとか全然関係のないことばかりしてしまいます。 短歌へのモチベーションが下がっているわけでは […]
半年たったんか第二号、参加させていただきます。締切は今日まで!!
先ほど投稿させていただきました。宜しくお願いします。😄 https://t.co/F0lDY0B3us — 朝倉冴希@短歌 (@dassan34) January 6, 2020   […]