人生史上、一番伸びていてずっと切りたかった髪。やっと・・・切ってきました。そして、ヘアドネーションしてきました。スッキリー!!(≧▽≦) ズボラで管理がきちんとできないし、体形や顔形からいっても長い髪は向 […]
「現代短歌」タグの記事一覧(7 / 19ページ目)
【今日の短歌】耳ふかく気圧は変わりトンネルを抜ければ夏の空だけがある (後藤由紀恵)
やっと・・・やっと、ここ東海地方でも梅雨が明けたようです。ここへきて、ようやく空が夏らしくなってきました。蝉の声はよく聴くようになっても、イマイチ夏っぽさを感じられなかったからねぇ。ここからですね。 &nb […]
【今日の短歌】ピーマンの青い空洞には夭折の詩人の住んだ痕跡がある (杉崎恒夫)
ピーマンは、最初に縦に真っ二つにしてから種を取り除く派です。 昔、施設の厨房で働いていたときは、嫌というほどピーマンを刻んでいました。ピーマンの空洞がどうとかそんなこと考えることもなく、ひたす […]
【今日の短歌】聴いている。茗荷ふたつに切り分けた静けさに耳ふたつひろげて (遠藤由季)
茗荷ふたつに切り分けたときの形がね、横に広がっている自分の耳と重なるんですよ。・・・というわけで、立ち耳の持ち主としては見逃せない一首。おかげで、茗荷を切るときには決まってこの短歌が脳裏に浮かびます。そして […]
【今日の短歌】東京はエレベーターでも電車でも横目でモノを見る人の街 (カン・ハンナ)
掲出歌と同じような趣旨が書かれているコラムを見つけました。マイケル・プロンコ氏の「「チラ見」と「横目」で東京はもっと楽しい」という記事です。 西欧人の私は、なんでも正面から見ることに慣れていた […]
【今日の短歌】きりわけしマンゴー皿にひしめきてわが体内に現れし手よ (江戸雪)
妹の旦那さんの実家からのお中元。妹が持ってきてくれたやつを、昨日みんなでいただきました。美味しいよね、マンゴー。・・・というわけで、マンゴーといえばの一首。 まず「わが体内に現れし手よ」って、 […]
【今日の短歌】鬱の字一画ごとに摘まみ抜き息吹きかけて飛ばしてみたし (遠藤由季)
字面だけを見るとね。手の平に乗せてシャボン玉を吹くように・・・、あるいはロウソクを勢いよくを吹き消すように・・・。フッと息を吹きかければ、分解してどこかへ飛んで行ってしまいそうなそんな気もしますね。彡(さん)があるからか […]
【今日の短歌】すれちがつた今の女が眼の前で血まみれになる白昼の幻想 (夢野久作)
顔見知りで深い怨恨があったのか、それともただ通りすがっただけなのかなのか。「すれちがつた今の女」と主体との関係性によって、猟奇的な意味合いがまた変わってきますね。何があったん⁈ と思わず問いたくなる一首。 […]
【今日の短歌】サルビアに埋もれた如雨露 二番目に好きな人へと君は変われり (吉川宏志)
調べてみると、サルビアの花言葉は「尊敬」「知恵」「良い家庭」「家族愛」であり、赤のサルビアは「燃える思い」なのだそう。 花言葉から深読みすれば、その如雨露で情熱の赴くまま愛情を注ぎ続け、想いは […]