なぜ「新潮文庫」なのだろう。最初のこの疑問から、本についている「スピン」と呼ばれるあの紐は、現代では新潮文庫の本にしかついていないことを知りました。 そしてもうひとつ知ったことといえば、「天ア […]
「現代短歌」タグの記事一覧(8 / 19ページ目)
【今日の短歌】いくら書いても消せない記憶の日があるの雨にも陽にもかがやきながら (江戸雪)
心理学では「セルフコンセプトリカバリー」といいますが、失恋から立ち直るのは自分の感情を紙に書き出すのがいいそうです。そのときの状況、なぜそうなってしまったのか、そのときどう感じたのか・・・etc。 &nbs […]
【今日の短歌】リニアモーターカーの飛び込み第一号狙ってその朝までは生きろ (穂村弘)
27年に開通予定のリニアモーターカー。以前から言われていたことですが、予定通り開通するのはやはり困難みたいですね。リニア関連のニュースを目にする度に掲出歌を思い出し、何年後のことになるだろうとつい考えてしま […]
【今日の短歌】通院は二度で終わってアルベルト・アインシュタイン戦争の途中 (工藤吉生)
「未来」の2017年6月号に掲載された、「歯医者で読むアインシュタイン」という連作の一首。 伝記漫画「アインシュタイン」読んで待つ 赤子にアルベルトと名がついた 工藤吉生 歯医者の待合室で治療 […]
短歌連作サークル『あみもの』三十号が公開されました。
5ページに「VUENOS」というタイトルで参加させていただきました。宜しくお願いします。 https://t.co/ibDi34xE6U — 朝倉冴希@短歌 (@dassan34) June 25, 2020   […]
【今日の短歌】九つの人九つの場をしめてベースボールの始まらんとす (正岡子規)
打者、走者、四球・・・といった言葉の生みの親であり、無類の野球好きで知られる正岡子規の歌。・・・というわけで、プロ野球が開幕しましたね。待ちに待ったという方も多いのではないでしょうか。 野球は […]
【今日の短歌】覚えたての道を行くとき曲がりたいのをこらえれば目印に着く (山階基)
カーナビをつけたのが遅かったので、昔はどこへ行くにも地図だったり、道路標識や道案内が頼り。あらかたざっと調べて、あとはそのうち案内が出てくるだろうという適当ぶり。それでも何とかなったものです。 […]
【今日の短歌】肺魚へと進化してゆく一瞬が湯にとじこもるわたしにはある (江戸雪)
身も心もどろ~んと解けてしまって、心地がよくて、動くのがかったるくもあり・・・。あ~なんかこのままでいたいし出たくないなぁって。湯船に浸かっているとそうなることがありますね。どうしたって出なくちゃいけないか […]
【今日の短歌】夏至の日のながき日暮にゆく道の額紫陽花は雨に鮮(あたら)し (上田三四二)
写真に写っているのは、ご近所の紫陽花。ここの紫陽花がものすごく綺麗で、毎年咲くのを楽しみなんです。今ちょうど見頃を迎えています。晴れの日が続いたので、雨に鮮(あたら)しとはならなかったけど。 […]