我が家からでもちらほらと見かけていたはずの蛍が、先日の集中豪雨に見舞われて以来、とんと姿を見せなくなってしまいました。先日、川辺にも行ってみたのですが、見かけたのは一匹だけ。滞在したのはごく短い時間だったけ […]
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【今日の短歌】蟷螂が蟷螂を食べ春先はみどりあふれる子蟷螂がおり (佐藤華保理)
二十四節気「芒種」の初候5日間 (2023年は6月6日~10日)は、蟷螂生(かまきりしょうず) 蟷螂の幼虫が孵化する頃。 たまたま見つけたかわいらしい蟷螂の赤ちゃん。蟷螂生だからその辺にいるか […]
【今日の短歌】ト音記号を最後に書きしはいつなりしか広げし白紙に雨音ひびく (河野裕子)
台風の影響もあって、今日は全国的に雨模様。こちら東海地方はすでに梅雨入りしておりますが、関東方面も梅雨入りしそうですね。さっきから大粒の雨が降っていて、激しめの雨音が聞こえてきます。強弱でいえ […]
【今日の短歌】我が姿たとへ翁と見ゆるとも心はいつも花の真盛り (牧野富太郎)
朝夕に草木を吾の友とせば心淋しき折節もなし 牧野富太郎 朝から晩まで植物を友とすれば心が淋しい悲しいなんて感じている暇がない 植物学者であり、NHK連続テレビ小説『らんまん』の主人公・万太郎の […]
【今日の短歌】おもしろきこともなき世を面白くすみなすものは心なりけり (高杉晋作)
「動けば雷電の如く発すれば風雨の如し、衆目駭然、敢て正視する者なし。これ我が東行高杉君に非ずや」 伊藤博文 動けば雷電の如く、言葉を発すれば風雨の如し、多くの人はただ驚くばかりで敢えて正視す […]
【今日の短歌】ただ頼めたのむ八幡の神風に浜松が枝はたふれざらめや (武田信玄)
ただ頼めたのむ八幡(やわた)の神風に浜松が枝はたふれざらめや 武田信玄 (ただ(一心に)頼めというままに神に頼もうとしている。八幡の神風によって、浜松の枝は倒れないことがあるであろうか。(いや、かならず倒れ […]
【今日の短歌】思へどもなほ飽かざりし桜だに忘るばかりの深見草かな (後水尾院)
思へどもなほ飽かざりし桜だに忘るばかりの深見草かな 後水尾院 思ってもなお飽きることはない桜さえ忘れるほどの深見草である。 「富貴草」「花王」「百花王」「二十日草」「花神」「天香国色」などの異名を持つ牡丹。 […]
【今日の短歌】虎杖のわかきをひと夜塩につけてあくる朝食ふ熱き飯にそえて (若山牧水)
気候がいいのでちょくちょく花めぐりしているのですが、それに加えて自分の中で起きているのがちょっとした野草ブーム。 野草関係の動画を何気なく見たのがきっかけで、これは確か食べられる、これはどうか […]