写真の場所はかつては葦原でした。 秋から冬にかけてすっかり枯れてしまった葦原が、暖かな気候になるにつれて新しい葉が顔を出しだんだんとまた蘇っていく・・・。そして、初夏になれば風になびく緑の葉が […]
「tanka」タグの記事一覧(34 / 48ページ目)
【自作短歌】きっかけはなんだっていい確実に君がまるごと手に入るなら (朝倉冴希)
「確実に君がまるごと手に入る」・・・自分としてはこれでどうだぁぁ!!ってチェックメイトにかかっている、もしくは一番最強の恋愛カードを突き付けた・・・そんなワードなんですよ。J-POPの歌詞にあるような「君が […]
【自作短歌】必要な情報だけをくれたならそれでいいから無駄に煽るな (朝倉冴希)
新型コロナウイルス関連で自粛ムード真っ只中。そんな中で、ざっとですが在宅応援の無料配信サービスを行っているところをまとめてみました。 在宅応援の無料配信サービスまとめ Paravi 過去のTBSドラマを無料 […]
【自作短歌】つり革は規則正しく揺れながらああ疲れたと微妙にずれる (朝倉冴希)
なんかつり革って、揃いもそろって規則正しく動いているんだけど、まるで自我を持っているように微妙にずれている箇所もあって・・・。それがあたかも「こっちにはこっちのペースがあるんだよ」とでも主張しているようでも […]
【今日の短歌】看護師の手の甲のメモ三桁の数字見ながら血を採られおり (馬淵のり子)
そういえばいつからだろう、注射があまり怖くなくなったのは・・・。血液検査に点滴。何かというとすぐ注射を打たれていた子供だったので、割と早い段階から注射慣れしていました。採血の時は、血が抜かれるのをじ~っと見 […]
葦原はどこへ消えたか
ここは葦原だったんだけど、笹に侵食されていつのまにやら笹原となってしまった場所。葦の葉がさざ波のように揺れるのが好きだったけど、かつてのそんな光景は見られなくなりました。残念だなぁと、そんな想いを込めて↑の […]
【今日の短歌】おれの名のラベルが貼られ液体のおれが奥へと運ばれてゆく (佐佐木定綱)
小学生のころ、一週間ほど検査入院をしたことがあります。採血のとき、ある日ふと血液を入れる容器のラベルを見ると、カタカナで書かれている私の名前が間違っていることに気が付きました。苗字は合っているんですけど、名 […]
【今日の短歌】お笑いの画面を消しておもむろに笑わぬ前の顔に戻しぬ (石田比呂志)
仕事以外は、ほとんどステイホームの日々が続いています。家にいながらでもなるべく楽しみを見つけていこうと、あれこれ思考を凝らしては乗り切ろうとしています。とはいえ、なんとか気持ちを奮い立たせてみるものの、それ […]
千葉聡さんの「短歌時評155回 歌人を続ける、歌人をやめる」の記事を読んで
千葉聡さんの「短歌時評155回 歌人を続ける、歌人をやめる」の記事を読んだ感想です。 歌壇にいることが苦しいなら、そういう居心地の悪さからそっと立ち去れるのもアリなんじゃないかと思う。でもだか […]
【今日の短歌】たほたほと移される春の小麦粉の粉にはなれぬあたりが飛べり (田中濯)
コナモンの日ということで選んだ短歌。 小麦粉をボールに移したりとかすると、どうしても空気中に煙のような粉がほわっと漂いますよね。あたりに舞った粉は、多数派の粉と混じり合うこともなくどこかへと飛 […]