我が家の畑にて。 ウチの馬鈴薯も青き芽を伸ばしています。去年の今頃なら「好きなことそろそろしてもいいころ」を素直な気持ちで受け止められていたと思います。でも今は、あのころからは想像もつかない形で「そろそろ・ […]
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【今日の短歌】カーテンが風に押し上げられている まだ消えていないわたしを生きる (上本彩加)
5月になって急に暑くなりましたね。部屋の窓を全開にすることが多くなりました。職場でも、コロナ対策の一環でどこもかしこも換気、換気。可能な限り、ドアや窓が開けられています。 早くも夏の到来か⁈ […]
【今日の短歌】白抜きの文字のごとあれしんしんと新緑をゆく我のこれから (安藤美保)
白抜きといえば、背景色から文字色である白を抜き取る手法。新聞や雑誌の活字で目にすれば、強烈なインパクトを残します。 物事を達成するには、時に何物にも染まらない白抜きとなって自分を貫くことも必要 […]
【今日の短歌】街路樹の若葉わがこころの若葉ふれあひていま春過ぎむとす (荻原裕幸)
なんでこんなに好きなんだろうと自分でも思うけど、新緑を見るのが大好きな私。まばゆい新緑を目にすると、無条件で元気になれます。暗いニュースばかりが飛び込んでくる中で、若葉のエネルギーと癒しにものすごく救われて […]
【今日の短歌】熱つ熱つのじゃがいも剥けば冬眠からさめたばかりのムーミントロール (杉崎恒夫)
言わずもがななんだけど、男爵よりもメークイーンのほうがムーミン感あるよね。ムーミンって、ムーミン谷の妖精だっけ? あのフォルムからして癒し系のイメージ。そのほんわかとした世界観と融合させるのに、「熱々」では […]
【今日の短歌】アルコール消毒液を手に受ける小さなくしゃみのようなささやき (戸田響子)
このご時世、毎日のように消毒液を手に受けている方は多いのではないでしょうか。私もです。潔癖でなくとも、ことあるごとに除菌も除菌。手が荒れなくてウイルスに効果的ということで、我が家ではミクロテクト(次亜塩素酸 […]
【今日の短歌】切り株は幻肢の幹に枝に葉に風を受けおり静けさの中 (島本ちひろ)
毎日のように見ている↑の切り株は、一体なんの木だったのか・・・。名前すら私は知りません。人間の手によって切り株となったその木は、そこまでの関心を寄せることはありませんでした。あまりにも風景に溶け込んでいたか […]
【今日の短歌】過ぎてゆく時間のなかの昼食に黄身もりあがる玉子かけごはん (小島熱子)
これぞ、Japanese foodの真骨頂ともいえる玉子かけごはん。またの名をTKG。湯気が漂う熱々のご飯の上に、こんもりとした黄金の黄身。そこへ醤油を垂らして一気に掻き込む・・・。たまりませんな。(*´▽ […]
【今日の短歌】箇条書きで述ぶる心よ書き出しの一行はほそく初雪のこと (大口玲子)
文芸において、書き出しは命と言われるぐらい大切なもの。読者を惹きつける文章を書こうと思うなら書き出しに拘れ。・・・執筆家にとってはもはや常識であるとそこには書かれてありました。 ああ、なるほど […]
【今日の短歌】山笑う、とさいしょに喩えた人がいてその生涯で出遭うほほえみ (加藤はる)
自宅のバルコニーにて。山、笑っています。肉眼で見たほうがはるかに美しいんですけどね。↑の写真じゃ魅力の半分も伝わらない (;^ω^) 「山笑う」は、山の草木が芽吹き始めて明るい様子を表す春の季 […]