【花園】 そこまでは抱えきれずに花園へ 花から花へとぎれとぎれに 中入りはこまめなほうが痛まない 見た目サイズにふるう羽先は 薄めればよくありがちなものとして液糖まみれ 真水を知らず 帰巣までに持たせ […]
【オートクチュール】 拭えないものに触れられそうになる うなじにあたるタグの縫い目は いつの日か回収されていくはずの付箋だらけのレディメイドたち ヤワだからなんかじゃなくてはみ出して破れたので […]
【泳がせてみる】 脆いのはどちらでしょうか オーディションならはじまっている 見せかけと思わせないでとろとろと眠ってしまうベールをはがす 飽きるのに慣れてゆくほどまともなら仕方ないから勝手に泳 […]
【タイブレーク】 スカスカに食い荒らされてしまうまでどうにか生きながらえて瓢箪 太陽がどこにあるかもわからずに天地がえしのブランコに乗り 未来へのタイブレーク 音速をこえてどこかに宿るエーテ […]
【メトロノーム】 仮置きのメトロノームはいつまでもと不変であれよ 規則ただしく 決められた尺でどれだけ鳴らすかを試すかのよう胸の鼓動は 一定のリズムは決してとどまらずどこか粘度を試されている […]