何年も前のことですが、友人から華道を習っていたことがあります。友人が懐妊したことをきっかけに教室はなくなってしまい、期間としてはとても短かったのですが、そのときの経験は今でも役立っています。特に正月花を生け […]
「短歌」タグの記事一覧(2 / 64ページ目)
【今日の短歌】「その辺の草でも食つてろ」「ああ食ふは」まずは雪間の蕗の薹から (小関祐子)
野草に興味を持ち始めた私にとって、「その辺の草でも食つてろ」と言われたら、むしろ「その辺の草も美味しいものがたくさんあるんだぞ」と思うのです。「その辺の草・・・」を実際に食べてみなければ、その美味しさや楽し […]
【今日の短歌】雪のうちに春はきにけり鶯のこほれる涙いまやとくらむ (藤原高子(二条后))
立春を迎えて、七十二候では東風解凍(はるかぜこおりをとく)。 暦のうえでは「春」ですが、冬将軍はむしろここからが本領発揮とばかりに、猛威を振るいそうです。明日あたりから最強寒波が迫っていて、また一段と冷え込 […]
【今日の短歌】節分の豆まきにけりこの冬をわれつつがなくすぎにけらしも (古泉千堅)
節分の豆まきにけりこの冬をわれつつがなくすぎにけらしも 節分の豆まきをした。どうやら私は、この冬を無事に過ごすことができたようだなぁ。 「立春」の前日である節分は、「季節を分ける」という意味が […]
【今日の短歌】簡略な蝶が書かれたボタン押すエレベーターを閉めたい時に(田中有芽子)
エレベーターの「閉」ボタンに描かれた、ただのマーク。そこに「蝶」の姿が見えるようになりました。というより、もうあの形は蝶にしか見えません。それまで何気なく見ていたものが、言葉によって別の意味やイメージを持ち […]
【今日の短歌】虫食いのみどりも共にきざむなり冬の鏑よよくきてくれた (坪野哲久)
大根も鏑(蕪)も、根はもちろん葉っぱも栄養価が高くて、とても美味しいですよね。ウチでは大根を育てているので、大根葉を刻んで炒め物や菜飯にしてよくいただきます。一方で、鏑は購入することが多いのですが、その際は […]
【今日の短歌】ほどほどの切れ味がいいセラミックナイフのような新語を使う (俵万智)
新語というのは、どうしてもその時々のノリや空気感に寄り添う砕けたものが多く、言葉に対して敏感で深くこだわる人ほど、一歩距離を置きたくなる印象があります。特に、言葉を「生業」としているのなら尚更 […]
【今日の短歌】はつ雪と同じ目線で落ちてゆくGoogleマップを拡大させれば (toron*)
今日は特に冷え込みが厳しく、こちらの地方でも雪がちらつきました。ほんの一瞬で止んでしまいましたが、私にとっては「はつ雪」です。 掲出歌について思いを巡らせると、「はつ雪」と「Googleマップ […]
【今日の短歌】南無釈迦じゃ娑婆じゃ地獄じゃ苦じゃ楽じゃどうじゃこうじゃというが愚かじゃ (一休宗純)
一休宗純といえば、形式や伝統にとらわれず、しばしば挑発的で自由な思索を重んじた僧侶として知られています。「南無釈迦じゃ」「娑婆じゃ地獄じゃ」と宗教や世間の概念を羅列しつつ、それらが人間の解釈や議論の枠組みを […]