最近やっているのは、気に入った歌詞を五七調あるいは七五調にして連歌にしていくというもの。 例えば、バレンタインデーにちょっと取り上げた☆ Hey! Say! JUMPの「CHOCOLATTA」の歌詞からだと […]
「短歌」タグの記事一覧(62 / 66ページ目)
【今日の短歌】大粒の雨降り出して気付きたり空間はああ隙間だらけと (栗木京子)
透明の空間に雨粒という立体が入ることによって、これだけの空間があったんだなと改めて実感する感覚、なんとなくわかる気がします。雨が降ってるなぁと窓の外を眺めたりするとき、雨粒の動線によって“空間”に目がいくと […]
【今日の短歌】捨てゼリフ残し飛び出すねえちゃんはけれどもドアを優しく閉める (松田わこ)
小学生のころから朝日歌壇に投稿し続け、その完成度の高さから注目が集まっていた松田莉子・わこ姉妹。今では、歌人姉妹として多くの人に名が知られるようになりました。春には、姉の莉子さんは大学、妹のわこさんは高校へ […]
【読書】吉岡太朗歌集「ひだりききの機械」
本書にも収録されている「六千万個の風鈴」で、2007年に「50回短歌研究新人賞」を受賞されています。 本書は三十の連作によって構成されていますが、作品によってテイストが異なってくるので、感想が […]
【読書】辻井竜一著・歌集 遊泳前夜の夜
いつの日からか、深夜眠りに着く前にノートに言葉を紡ぐようになった。それがその日の自分を肯定し、やがて訪れる次の一日をどうか乗り切る護符の役割を果たしてくれることを強く望みながら。脳内で心地よく再生されるため […]
【今日の短歌】わがままな貴婦人に似た紅のパノラマカーよ歌いつつ去る (加藤治郎)
名鉄といえば、子供のころから名古屋に行くのにしょっちゅう利用していました。昔は名鉄といえば、「パノラマカー☆」など紅一色でおなじみだったんですけど、時代の移り変わりとともに徐々に変わってきまし […]
【今日の短歌】定型は無人島かな 生き残りたくばみずから森を拓(ひら)けと (柳澤美晴)
旭川出身で養護教諭をされている歌人・柳澤美晴さんの短歌。 柳澤さんは、2006年に「モノローグ」という作品で未来賞を受賞、同年には作品「WATERFALL」で49回短歌研究新人賞次席入選。 2 […]