今年の漢字が「災」に決まりましたね。なぜだか異常なぐらい災害が多かったですからね。予想した候補のひとつではあったけど、平成最後ということで「平」かなぁと思っていました。

 

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朝倉冴希個人としてなら、今年は「詠」でしたね。理由は、処女歌集「風花日和」を発行して以来、ほとんどどこにも発表することがなかった短歌を本格的に発信することになったから。

 

短歌は誰のためにやるわけでもないただの自己満足で、誰の目に触れなくてもそれはそれで別に構わなかったし、気恥ずかしさもあったからひっそりとやっていたんです。本を出したときも、周囲の人にはほとんど言いませんでした。

 

じゃあ、なんで発信する気になったかと言えば、ある人に「短歌のことを書いたら?」と勧められたのがきっかけでした。

 

このblogも読んでいただければわかると思うのですが、初期のころはそんなつもりは全然なくてただの雑記blogだったんです。

 

雑記blogというか、どこそこ行ったみたいなものに検索すればでてくるような情報をくっつけて・・・みたいなね。それはそれで自分にとっての健忘禄になるしいいんだけど、決して自分にしか書けないオンリーワンのものではないんですよね。

 

やっぱりオリジナリティーを出していったほうがいいのかな。でも、どうしたもんかなと思っていたときに言われたんです。

 

「もし何かあるとしたら、短歌だと思うんだよね」

 

う・・・ん、でも短歌を発信しなくてもオリジナリティーを出すことはできるんじゃ・・・。そう思って、ちょっと渋ったんだけど・・・。

 

「だってさ、短歌以外に結果残せたことある?

 

(´;ω;`)ウッ…

 

結果・・・結果ねぇ。勉強も運動もポンコツだからなぁ。初めて応募した短歌が「第2回NHK学園ネット短歌コンクール(NHK学園スローネット主催)」で特選になったんだけど、賞を取ったことがあるとすればとそれくらいしかないんですよねぇ、確かに。(^^;)

 

単純なのかわからないけど、結果的にはその言葉が短歌blogへと後押しする形になりました。(笑)

 

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blogを読み返してみたら、今年の目標は「心や体のリズムを自分でコントロールできるようにして、ご機嫌な自分でいること」なんて書いていたんですよね。本当はもうちょっと早く寝るようにしないといけないんですけど、なんとかそんなに体調を崩すことはなくいられたのは幸いでした。

 

この時期の乾燥で、あちこちの皮膚がガッサガサ。なんとかせねば。指に触れるものはなるべく心地いい、その方が心も穏やかでいられる・・・というわけで、来年は触りごこちのいい自分を目指して「滑」が目標です。