同じ職場のMさんがもうじき退職されるのですが、今まで人手不足だったこともありずるずるとここまで延びてしまったという経緯があります。
「今すぐにでも辞めたい」というのがMさんの本音なのですが、会社からシフトが安定するまではと引き留められていたことに加えて「穏便に円満に・・・」という思いがとても強いので、タイミング的に辞めるに辞められなくなってしまっていたんです。
もちろん従業員の場合は、一か月前から申し入れれば会社都合に関係なく退職することはできるのですが、それを重々承知のうえで「私達の年代はそういうことができない。誰かに負担をかけることなく立つ鳥後を濁さずで辞めたい」というのがMさんの口癖でした。
情に厚くて世話好きで裏表のないMさん。Mさんがいてくれてすごく助かっていたのは確かだし、一緒に働けなくなるのはもちろん寂しいことなのですが。でも、本当は辞めたいのに無理をして職場に来ていることも知っていたので、退職が決まったときは「ようやくMさんの希望通りになって良かった・・・」という思いで、正直ホッとしています。
誰かが抜けた穴は、どうとでもして誰かが塞ぐようにできているのが組織。それは誰がどうとかそういうことではなく誰が欠けたって同じで、組織とはそういう風にできているものだし、またそうでなければ困るもの。だから気兼ねなく自由でいてくださいねというMさんへのメッセージが短歌には込められています。
Mさんは健康志向でこだわりがあるし、身に着けるものは好みがあるし・・・。先日、Mさんへの感謝を込めて「あれがいいんじゃない?」「こっちのほうがいいかも」と、同僚のIちゃんと2人してさんざん迷いに迷ってプレゼントを買ってきました。
気に入ってくれるといいんだけどな・・・。(;^ω^)