安倍首相が、施政方針演説の際にとある短歌を引用して、ロシアのプーチン大統領の怒りを買ってしまったとのニュース。

 

しきしまの 大和心のをゝしさは ことある時ぞ あらはれにける  明治天皇
(日本人の大和魂の勇ましさは、(平時では現れなくても)ここぞというときに現れるものだ)

 

安倍首相が引用したのは上記の短歌なのですが、これは日露戦争の最中に明治天皇が詠まれたもので、国民の士気を高める意味がありました。このことが、ロシアを刺激してしまったというわけなんですけど・・・。

 

短歌はそのままの言葉通りとは限らず何かを暗喩していたり、いろんな意味が込められたりしますからね。こういった形で、外交にも影響することがあるんですね。