「春は牡丹餅、秋はお萩」は本当？

春分の日を迎え、牡丹餅を食べられた方も多いかと思いますが、ネットで面白い記事 ☆ を見つけました。

「春は牡丹餅、秋はお萩」とよく言われますが、実はこの説、江戸時代には成立していなかったことをご存じでしょうか？ ある考証によれば、江戸時代の文献では、牡丹餅やお萩の呼び名は、特に季節に関連付けられて使われていなかったそうです。

これらに基づくと、当時は「牡丹餅」という呼び方が上流階級では「萩の花」に由来する雅な名称として使われていた一方で、庶民の間ではもっと庶民的でくだけた意味合いで用いられていたのだとか。そのため、現代に広まった「春は牡丹餅、秋はお萩」という季節の使い分けは、江戸時代の文献には見当たらず、実は誤解に基づいているかもしれません。

とても興味深い視点だなと思ったので、皆さんにもシェアしたいと思います。伝統と思っていたことが、実は近代になって広まった俗説かもしれないとしたら面白いですよね。詳しく知りたい方は、ぜひ記事を読んでみてください！

春は牡丹餅、秋はお萩」は出鱈目 – うたことば歳時記