身も心もどろ~んと解けてしまって、心地がよくて、動くのがかったるくもあり・・・。あ~なんかこのままでいたいし出たくないなぁって。湯船に浸かっているとそうなることがありますね。どうしたって出なくちゃいけないか […]
「短歌」タグの記事一覧(32 / 65ページ目)
【今日の短歌】夏至の日のながき日暮にゆく道の額紫陽花は雨に鮮(あたら)し (上田三四二)
写真に写っているのは、ご近所の紫陽花。ここの紫陽花がものすごく綺麗で、毎年咲くのを楽しみなんです。今ちょうど見頃を迎えています。晴れの日が続いたので、雨に鮮(あたら)しとはならなかったけど。 […]
【今日の短歌】仰向けで空想すればなかぞらの飛び込み台から落ちてくるきみ (小島なお)
主人公の女の子が好きなイケメン男子のことを妄想すると、目の前にその男の子が現れる・・・。そんなストーリーの漫画をちらっと読んだことがあります。タイトルは何だったかな。忘れちゃったけど。とにかく妄想すれば、な […]
【今日の短歌】踏むたびに水と落ち葉はめくれつつ水と落葉のふかさを見せる (谷とも子)
水分を含んだ落ち葉は、踏むと靴の底にひっついたりするんですよね。その様子から、出かようとする妻に、定年後の夫がベッタリくっついてくることを「濡れ落ち葉」なんて揶揄されたりもします。   […]
【今日の短歌】かりそめの人のなさけの身にしみてまなこうるむも老いのはじめや (太宰治)
小説家として名の知れた太宰治ですが、こういった短歌も詠まれていました。パナビール中毒で入院していた当時の手記をまとめた「HUMAN LOST」にも収録されている一首です。 太宰と同じく患者とし […]
【今日の短歌】浴槽を磨いて今日がおとといやきのうのなかへ沈みゆくころ (大森静佳)
今日という一日が、おとといやきのうと同じ「過去の日」へとカテゴライズされていく・・・。「沈みゆく」は、今日という日が終わったことへの虚無感なのでしょうか。 一日一日の積み重ねが未来につながって […]